歯学部 難病(がん)ユニット

歯学部 難病(がん)ユニット

先端材料評価学分野

メンバー

教授

宇尾 基弘

准教授

本郷 敏雄

助教

中村 英雄 , 和田 敬広

先端材料評価学分野 宇尾 基弘教授

教授 宇尾 基弘

分野概要

歯科医療では金合金やチタンなどの金属材料、ガラス・セラミックスなどの無機材料、様々なポリマー材料やそれらを複合した材料を駆使して行われており、歯科医療の進歩には材料科学が欠かせないものとなっています。当分野では審美性と安全性に優れた歯科修復用材料の開発を目的として、ガラス・セラミックス、ポリマーおよびそれらの複合材料による新たな歯科材料の開発を行っています。また最先端の材料分析手法である、加速器から発生する放射光を用いたX線分析手法を生体組織の分析に応用し、診断や歯科・生体材料の安全性評価に役立てています。

研究活動

  1. 1.放射光を用いた生体中微量元素の検出と診断・医療用材料評価への応用
  2. 2.X線吸収微細構造解析(XAFS)の歯科材料の特性評価への応用
  3. 3.ガラス・セラミックスを中心とした、新たな機能を持つ歯科材料の開発
  4. 4.エンジニアリングプラスチックを用いたメタルフリー歯科矯正材料の開発
  5. 5.コンポジットレジン用の機能性ガラス・セラミックスフィラーの開発

教育活動

学部では、歯学部歯学科3~4学年「歯科生体材料」を担当し、一貫した歯科理工学の集中化講義を実施しています。また、関連する臨床歯学や歯学部口腔保健工学でも講義を担当し、ガラス・セラミックス材料の歯科における可能性を講義しています。