歯学部 難病(がん)ユニット

歯学部 難病(がん)ユニット

顎顔面補綴学分野

メンバー

准教授

隅田 由香

助教

服部 麻里子, 乙丸 貴史(外来長)

特任助教

原口 美穂子, 村瀬 舞

分野概要

担当領域は顎顔面補綴学および言語治療分野であり、種々の先天的あるいは後天的な障害を有する患者に対して、顎口腔領域に後遺した機能的·形態的障害の再建·回復ならびに長期にわたる保存を図ることを目的とする。

診 療

顎義歯外来と言語治療外来を担当し、種々の先天的あるいは後天的な障害を有する患者に対し、顎口腔領域に後遺した機能的·形態的障害の再建·回復ならびに長期にわたる保存を図っている。具体的には口唇裂口蓋裂患者の言語治療ならびに補綴的再建、上顎、下顎、顔面欠損に対する補綴治療、放射線治療補助装置およびそれらの患者の歯科的問題に対する治療を行っている。

研究活動

口腔顔面領域における解剖学的形態学的欠損が咀嚼·嚥下·発音機能並びに審美性·心理 感情に及ぼす影響を生体計測学的手法、心理学的手法を用いて解明し、補綴的形態再建法、機能回復法の教育研究を行う。 本分野の臨床研究テーマには、以下のものがあげられる。 (1) 顎顔面欠損患者の機能障害に関する診断 (2) 顎顔面欠損患者の機能回復のための治療法の検討 (3) 顎顔面欠損患者の咀嚼機能評価について (4) 顎顔面欠損患者の発話機能評価について (5) 顔面補綴に用いる材料の開発

教育活動

担当講義  臨床イントロダクション「顎補綴」  歯科と色「色の基本」  ことばの世界  口蓋裂患者の補綴治療  口蓋裂の言語治療—幼児期学童期  オクルージョン  臨床口腔保健衛生応用学II(顎顔面補綴学)  発音機能の発達と遅滞  言語治療の概要  構音障害とその訓練 担当実習  歯学概説  病院実習(医歯学総合研究科医歯理工学専攻修士課程)  臨床実習(歯学部口腔保健工学専攻3年生)  臨床体験実習(歯学部歯学科3年生)  臨床実習(歯学部口腔保健衛生学科4年生)  早期臨床体験実習(歯学部歯学科2年生)  包括的臨床実習phase II(歯学部歯学科6年生)  研修医プログラム  研修医基礎研修(歯型彫刻)