歯学部 難病(がん)ユニット

歯学部 難病(がん)ユニット

口腔病態診断科学分野

分野概要

病理学は医学の中で広く重要な役割を担うが、本分野は歯学部附属病院において臨床検査および病理診断の診療業務を担当し、より臨床的な人体病理学を目指し、臨床医学としての病理診断科学の実践とその発展を図るものです。本学における「病理学」領域制の基に病理関連他分野と連携して、全身の一般病理診断を基盤とした優れた口腔病理専門医育成の場として、国内に広く門戸を開いています。

診 療

歯学部附属病院検査部として病理診断業務および臨床検査業務を担う。病理診断は、生検、手術検体、迅速診、細胞診等の検体からなるが、外部診療施設からの病理診断依頼検体も受け付けています。2015 年からは医病歯病連携の一貫として、医病病理部において共同で病理診断業務を行っています。顎口腔領域に発生する腫瘍性病変は歯原性腫瘍をはじめ、他臓器に発生する腫瘍とは異なるものも多く、本院におけるこれら病変の症例数は本邦歯大、歯学部中最多である。臨床検査は、血液検査部門、細菌検査部門、生化学検査部門、生理(心電図、呼吸機能)部門、病理検査部門からなり、中央施設として採血業務、輸血検査· 自己血貯血業務も行っています。

研究活動

本分野は以下のテーマを主要研究課題としています。
  1. 1.口腔癌の外科病理学的研究
  2. 2.新たな分子病理学的診断法の検討
  3. 3.口腔疾患の診断科学

教育活動

教育に関しては、歯学科学生に対する病理学、口腔病理学の講義· 実習、口腔保健学科学生に対する臨床検査学の講義· 実習を担当し、臨床医学、口腔科学に必要な病理学あるいは臨床病理学的知識の理解、習得を図っています。また、大学院生およびポスドクの病理専門医研修医に対しては、外科病理学の講義、病理診断や口腔疾患病態の研究指導を通して、全身の一般病理診断を基盤とした口腔病理医の育成を期するものです。これからの口腔病理を担う若手育成のために、既知の部分から未知の領域へと小さな歩みを積み重ねていく、普遍的な人体病理の基本を教育したい。

©INTRACTABLE DISEASE(CANCER) UNIT